CLIENT INTERVIEWS
日本を代表する会社、大手企業を中心とした幅広いジャンルの動画広告・動画マーケティング・動画制作事例があります。
2019/09/27 17:24
PV映像はアーティストの世界観を表現するための重要な楽曲マーケティングツールとして1990年代より国内外で広まっていきました。このシリーズでは地域別にざっくばらんな年代のアーティストPV映像を紹介していきます。当時斬新だったアイデアから最新の動画技術まで。Don’t miss it!
制作ディレクター暦16年
博報堂グループ出身。企画・撮影・編集・動画マーケティングまでの一連の映像制作に携わる。特に、スチール映像には定評がある。出身は福岡県。学生のころから自動車撮影や科学技術のCG作成に興味を持つ。実績クライアントに旭化成・ソニーなど。趣味は横浜・京都の観光めぐり。
原摩利彦は、1983年生まれの京都在住の作曲家でピアニスト。ソロ活動はもちろん、坂本龍一との共演や野田秀樹の舞台への楽曲提供など、幅広い活動で注目を集めています。
2017年リリースのアルバム"Landscape in Portrait"は、これまでに彼が手掛けた楽曲を、ソロ用にリアレンジして制作した作品集で、冒頭を飾る"Circle of Life"は、曲もさることながら、美しいPVが印象的。モノトーンで撮影された映像は、余計なものを排除した水墨画のような動画制作がポイントで、ピアノ演奏をメインに編集したシンプルな構成が特徴です。
また、同PVは冒頭から数回見える波の映像が効果的に用いられていて、映像制作の側面から見ても、作曲者の美意識が反映された作品。
ポーラーエムは、京都在住のギタリスト。彼の音楽は、ギターによる美しいサウンドスケープが特徴で、ソロはもちろん、コンテンポラリーダンスや映像制作のための楽曲提供など、その活動範囲は多岐にわたる。
中でも、2014年リリースのアルバム"Hope Goes On"は、アンビエントにエレクトロニカの要素が加わった、壮大にして耽美な音世界を堪能できます。同アルバム収録曲"Darkblue Sky"のPVは、日常風景を撮影した映像に、断片的な画像や動画を重ねつつ、シンプルなエフェクトを加えた動画制作が印象的で、楽曲の良さを際立たせています。
京都出身のアーティストPV映像 TOP5 | 男性編。次からはいよいよTOP3の紹介です。誰もが知る有名な映像PVは果たして何位に?
京都府亀岡市出身の高木正勝は、1979年生まれの音楽家、映像作家。12歳からピアノを、19歳からは世界を旅し撮影を始め、これまでに、自身の作品だけでなく、CMや映画など、多くの音楽と映像制作に携わります。
中でも、2018年リリースのアルバム"Marginalia(マージナリア)"は、自然との対話を想定して制作されていて、鳥や虫が発する声など、自然の音に対してピアノで応えた話題作。同アルバム収録の"Marginalia #8"のPVは、音楽に合わせて色彩グラデーションが変化するという、シンプルな動画制作でありながらも、音と映像とのバランスが見事に調和しているため、技術やアイデア性も含め、費用対効果は抜群です。その唯一無二の音と映像をぜひお楽しみください。
京都市出身のFantastic Plastic Machineは、DJで音楽プロデューサーの田中知之によるソロプロジェクトで、"City Lights"は、彼の代表曲にしてハウスミュージックの名曲です。同曲は、2001年リリースのリミックスアルバム"contact"のオープニング曲で、一度聴いたら忘れられないキャッチーなサウンドが特徴。
PVの動画制作では、さまざまな角度から撮影された都会の夜の風景が散りばめられていて、同曲の歌詞にある疾走感を見事に映像化することに成功しています。また、同PVでは、デジタルとアナログの良さを引き出していて、映像制作の醍醐味を楽しむことができます。
京都出身のアーティストPV映像ランキング TOP5 | 男性編。次はいよいよ第一位の発表です!
"MUSIC VIDEO"のPVで一躍有名になった岡崎体育は、京都府宇治市出身のシンガー・ソングライター。
同PVは、邦楽のミュージック・ビデオでよく見かけるパターン化された演出や設定などを面白おかしく表現していて、コミカルな歌詞の内容を忠実に再現しているところが見どころです。岡崎は、作詞・作曲・編曲に加え、録音とミキシングも自宅のスタジオでおこない、PVは、彼とマネージャー、映像作家の寿司くんの3名のみで撮影するなど、映像制作費はわずか6万円という、抜群の費用対効果を実現しています。
"MUSIC VIDEO"は、動画制作の技術や視聴者評価、アイデア性を含め、ボカロPとしても活動する彼ならではの、クリエイティブな才能を感じさせられる作品です。
いかがだったでしょうか。地域別出身アーティストのPVランキングでは、1990年代から2020年までの30年間での動画技術や映像制作のポイントの移り変わりを解説してきました。
意外なアイデアや初歩的なCGなど、低予算で作られたものや逆に高い費用をかけてその当時視聴者やファンを驚かせる迫力のシーンを撮影したものまで。普段何気なく見ているミュージックPV映像ですが、視点を変えてまた違った見方で楽しんでください。
日本を代表する会社、大手企業を中心とした幅広いジャンルの動画広告・動画マーケティング・動画制作事例があります。