CLIENT INTERVIEWS
日本を代表する会社、大手企業を中心とした幅広いジャンルの動画広告・動画マーケティング・動画制作事例があります。
2020/01/08 12:08
PV映像はアーティストの世界観を表現するための重要な楽曲マーケティングツールとして1990年代より国内外で広まっていきました。このシリーズでは地域別にざっくばらんな年代のアーティストPV映像を紹介していきます。当時斬新だったアイデアから最新の動画技術まで。Don’t miss it!
制作ディレクター暦16年
博報堂グループ出身。企画・撮影・編集・動画マーケティングまでの一連の映像制作に携わる。特に、スチール映像には定評がある。出身は福岡県。学生のころから自動車撮影や科学技術のCG作成に興味を持つ。実績クライアントに旭化成・ソニーなど。趣味は横浜・京都の観光めぐり。
京都府出身のリツコは、2013年に結成されたガールズバンドで、UKロックと瑞々しく甘酸っぱいフルーツのフレーバーが融合したかのような独自のサウンドが特徴で、PVでは彼女らの楽曲をそのまま具現化したかのような映像がポイント。2015年リリースの2ndシングル" I am apE"に収録の"第三走者"のPVは、全員バンドマンでもあるTMS filmが撮影および映像制作をおこなっていて、水辺ではしゃぐ彼女らの姿と楽曲が一体と化した映像は、まるでソーダのような爽快感があり、何度でも繰り返し味わいたい気持ちにさせてくれます。同PVは、カット割りや構成もシンプルですが、自然の光や色を上手く活用していて、費用対効果も高く、屋外での動画制作のコツとヒントが詰まった内容に仕上がっています。
京都在住のHakubiは、2017年に結成された女性1人男性2人よる3ピースのロックバンドです。同バンドは、ライブ以外でビジュアルを出さないことで知られていて、音源のジャケットはもちろん、PVでも彼らの細かな表情を見ることはできません。それはビジュアルに自信がないというわけではなく、楽曲そのものを重視している彼らならではの思いが反映されているようで、PVの映像制作では、シルエット気味の演奏シーンと作詞のテロップを効果的に用いられているのがポイントで、映像そのものはシンプルですが、動画制作をおこなう上でのポイントが押さえられた作品に仕上がっています。京都出身のアーティストPV映像 TOP5 | グループ編 次からはいよいよTOP3の紹介です。誰もが知る有名な映像PVは果たして何位に?
京都出身のtricotは、2010年に結成されたロックバンド。そのスリリング且つキャッチーなメロディーとおしゃれに変拍子を取り入れた独自のサウンドは、国内だけでなく、世界中から注目されています。2018年リリースの5thシングル"potage"の映像制作と撮影は、数多くのMVを手掛けてきた映像作家の山口保幸が担当。二次元と三次元が交錯する絵画的な映像は、女性を前面に出したメロウなボーカルに、鋭くも危ういアンバランスなサウンドとリンクしていて、時間軸の芸術を具現化したような映像に仕上げているのがポイント。また、同PVは、スタジオのセットや照明、メイク、字幕など、MVにおけるアイデアとセンスは抜群で、動画制作をする上でのヒントが詰まった作品です。
京都在住のHomecomingsは、2012年に結成された女性3人男性1人の4ピースのロックバンド。2015年リリースの1stシングル"HURTS"は、若さ溢れる彼らならではの楽曲で、映像制作では、監督の仲原達彦とギターの福富優樹が撮影しているのがポイント。屋内プールというロケーションを選んだアイデアは秀悦で、天井に映し出された歌詞とリンクした映像の世界は、メランコリックであり、疾走感と刹那が入り混じる独特の雰囲気を見事に表現しています。もちろん、動画制作における費用対効果も高く、全体的にバランスのとれたPVに仕上がっています。京都出身のアーティストPV映像ランキング TOP5 | グループ編。次はいよいよ第一位の発表です!
京都出身の the brilliant greenは、1995年に結成されたロックバンド。彼らは、90年代のUKロックを彷彿とさせるサウンドと、ボーカルの川瀬智子のスタイルがファッションアイコンとして注目を集め、日本のミュージック・カルチャーに大きな影響を与えました。2010年リリースの18枚目のシングル"LIKE YESTERDAY"のPVは、川瀬の存在感と歌詞の世界を前面に出した映像制作がポイントで、カットごとに変化する服装を捉えた撮影や、後から映像に付け加えられたフォントが効果的で印象に残ります。また、曲想に合わせた淡いフィルターの掛かり具合も絶妙で、失恋ソングにもかかわらず、やさしい気持ちにさせてくれる映像は、動画制作のお手本になる素晴らしい仕上がりです。
いかがだったでしょうか。地域別出身アーティストのPVランキングでは、1990年代から2020年までの30年間での動画技術や映像制作のポイントの移り変わりを解説してきました。意外なアイデアや初歩的なCGなど、低予算で作られたものや逆に高い費用をかけてその当時視聴者やファンを驚かせる迫力のシーンを撮影したものまで。普段何気なく見ているミュージックPV映像ですが、視点を変えてまた違った見方で楽しんでください。
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